ポリプラスチックス、エンジニアリングプラスチックのリサイクルに向けた取り組みを開始

Jun 21, 2023

サステナビリティへの取り組みの第 1 フェーズでは、ポリプラスチックスの新しいデュラサークル (TM) 再配合サービス事業を開始し、2024 年 3 月までに高品質のメカニカル リサイクル材料の提供を開始することを目指しています。メカニカル リサイクルとは、プラスチック廃棄物を熱で溶かし、再利用のためにペレットに加工します。

ポリプラスチックスは、デュラサークル再配合サービスが従来のリサイクルからの脱却であると考えています。 エンジニアリングプラスチックはその後の使用に高い品質が求められるため、難しいとされている水平リサイクルを目的としています。 水平リサイクルとは、ペットボトルを回収して再びペットボトルに戻すなど、製品を同じ製品に再生するリサイクル手法です。

原料としては、製造履歴が追跡でき、環境負荷物質の混入の心配がないプレコンシューマ材の使用が期待されます。 プレコンシューマ材料は、製品が消費者に届く前に製造プロセスで発生するホット ランナーや不適合製品などの原材料であり、ポスト産業リサイクル (PIR) 材料とも呼ばれます。

ポリプラスチックスは、DURACIRCLEを日本以外の市場にも展開するとともに、より再処理が難しいPCR（使用済みリサイクル）材料のリサイクル技術を開発・提供していく予定です。 環境ニーズの進化に伴い、ポリプラスチックスはメカニカルリサイクル、ケミカルリサイクル、生物起源の炭素循環に関する将来のソリューションの開発を目指しています。